睡眠障害の基礎知識と睡眠障害に効く快眠グッズについて

睡眠障害はシーツで治せ!毎日寝床に入りたくなるような効果や選び方とは


 

寝付きが悪い、眠った気にならないなどの睡眠障害はもしかしたらシーツで治るかもしれません。布団に入ったけど、寝心地が悪かったり寝ていても快適な状態ではなくなるようならシーツを替えてみましょう。意外に原因は見ていない部分にあったのかも!

 

たくさん肌に触れるシーツの効果とは

寝ている間はシーツに触れている時間です。シーツに触れる時間が長い分、肌に合ったものや快適に過ごすことのできるものを選ぶことが大切になります。

では、綿100%なら何でもいいのでは?と思うかもしれませんが、肌触りが悪いものでは肌に刺激があるなど寝ている間に不快に感じることもあります。

これでは寝心地が悪く途中で目が覚めてしまうなどの睡眠障害になりかねません。

肌ざわりがよく、ゆったりと眠れるシーツであれば心がほぐされ快適に眠ることができるのです。

また、シーツは汗の吸水・通気性がいいものが大事。寝ている間に汗をかいて蒸発してくれる効果があるのでシーツの素材はとても重要です。マットレスや掛け布団も大切ですが、常に肌に触れるシーツもまた大切な寝具なのです。

 

機能性を第一に考える

 

シーツの機能性について考えたことはありますか?

先ほどお話したように、汗の吸水・通気性がいいものは快適な眠りをするために必要な機能ですよね。夏など湿度の高い季節に湿気がこもってしまうシーツでは寝心地がいいとはいえません。

季節で汗の量などは変わりますが、冬も寝ている間に汗をかくので必要な機能といえます。

ただ、乾燥する季節に大切になるのが保湿性です。肌や髪に直接触れる部分なので保湿性に優れているものでないと負担がかかってしまいます。肌や髪を痛めてしまう場合も。

季節に合わせてシーツを交換していくことが大切です。

1年間同じタイプのものでは、温度や湿度の変化に耐えられず体に影響が出ることもあります。

機能が異なった素材のシーツが豊富にあるので、季節によって使用するシーツの素材を換えてみましょう。

調湿性のあるシーツもあります。自分にあった機能を探してみるのもいいですね。

 

肌触りもこだわる

機能性にこだわったら、肌触りにもこだわりたいところですね。

いくら機能がいいといっても、自分が寝るときに肌触りが悪いのではゆったり心地よく眠ることができません。

肌触りがいい代表的な素材はシルク。吸水・吸湿性・光沢感がありますが、汗やなどで湿るとペタっと肌に張り付く感じがあり価格も高め。ただ触り心地は滑らかでとても気持ちがいいものです。ほかには麻や綿がありシルクも含め、この3つは天然素材です。

麻は吸水・吸放湿性がありますが固めな肌触り。綿は吸水・吸湿性があり洗濯も気にせずできるのでいいのですが、物のよっては硬い肌触りもあります。柔らかくて気持ちのいい肌触りの綿素材もありますので、自分の目と肌で確かめて購入することが大切です。

ちなみに夏はサラサラ、冬はモコモコ・フワフワしたものだと心地がよい人もいます。季節に合わせて自分が心地いい肌触りのものを選んでみるのもいいですね。

 

 

実は色も関係している

 

みなさんそれぞれ好きな色がありますよね。この色は落ち着く、この色は元気が出る。

寝室も好きな色で統一している方もいるでしょう。

色が人に与える効果はとても大きいものなのです。眠れないなど睡眠障害で悩んでいる方は寝室や寝具の色を変えてみるのはいかがですか?

人がリラックスできる色、それは緑や茶色など自然の色です。青空の色もいいでしょう。

緑:リラックス効果・安心感・癒し効果

茶:心をほぐす・落ち着ける

青:心を静かに沈めてくれる・目で見て涼しげ

 

色は大きく影響を与えるので、寝室は落ち着いた色を組み合わせてみると心地よく眠れるでしょう。

ちなみに黒だと不安になりやすく、赤だと神経が刺激されるなどの効果があるので寝室には避けたい色となります。

 

選び方のコツ

選び方も色々ありますが、自分がどこを重視したいかを考えるのがいいでしょう。

機能性を重視するなら吸水・通気性がいいものにしたり、乾燥する時期は保湿性のあるもので肌や髪の潤いを逃がさないシーツにするなど、機能が充実したものがおすすめ。

季節や体温によってシーツは交換することが望ましいです。交換が面倒だと思われる方は、どちらも兼ね備えた調湿性のあるシーツにしてみるのもひとつの手ですね。

肌触りを重視したいなら夏はサラサラ、冬はフワフワなど自分が心地いいと感じるシーツを選んでみましょう。

また、色も重要!好きな色もいいですが寝室には向いていない色もあります。

機能性や肌触りのほかに、リラックス効果のある色を選んでみましょう。

目から入る情報はとても大切なもの。心と体両方リラックスできる空間作りをすることで意外なところから解決策が見つかるかもしれません。

 

 

シーツなんてなんでもいいと侮ってはいけません。眠っている時間は心と体をリセットする時。1日の疲れを回復させるためにも、きちんと眠りたいものですよね。色々な快眠グッズを使ってみるのもいいでしょう。ゆったりと眠れますように。