なかなか熟睡できない、眠れないという方、もしかしたら光が気になるのかも?!
光の影響で睡眠障害になっているならアイマスクを使ってみましょう。
その効果と選び方をご紹介します。
・光と睡眠の関係
光は睡眠と深く関わっています。
朝、太陽の光を目にしてから約14~16時間後に眠くなるようになっています。
その時間帯に眠りに必要な成分であるメラトニンが働くからです。
これは朝、太陽の光を浴びるなどで分泌されるセロトニンのおかげ。セロトニンはメラトニンの材料でもあり、昼間にセロトニンが正常に分泌されることで夜メラトニンが正しく分泌されるのです。
寝る前にスマートフォンやパソコンを使うことでブルーライトを浴びてしまうと、ライトや電磁波の影響でメラトニンの分泌が減ってしまいます。
また、明るい部屋で眠ったり眩しい光を浴びることでもメラトニンの分泌する時間が減り、ゆったりと眠ることができないのです。
体の働きを正常にするためにも、寝る前の光の浴び方には注意しましょう。
・効果は睡眠以外もある
光と眠りの関係が大きく関わっていることが分かりましたね。光の影響できちんと眠れていないと感じたようであれば、アイマスクがオススメです。
アイマスクを使用することで光を遮ることができます。そのためメラトニンの分泌も多くなるのです。
カーテンの隙間からくる明かりや、薄明りがついていると質のいい眠りが妨げられている可能性もあります。
アイマスクは周りの光を目に入れないことで、しっかり眠るために役立つ快眠グッズといえるのです。
また、眠り以外にも効果があります。
実は、眼精疲労の軽減やドライアイにも効果的なのです。
アイマスクで目が温められて血流がよくなり目の疲れが減ったり、目の潤いのために必要な脂を出す脂腺が温められ正常に膜を張ってドライアイの症状が軽くなります。
ホットアイマスクを使用することもいいでしょう。
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・種類は使い捨てor繰り返し
アイマスクは使い捨てと繰り返し使用できるものと種類が分かれています。
それぞれメリットとデメリットがあるのでご紹介します。
△使い捨てアイマスク
*メリット*
◎衛生面を気にしている方には良い
◎軽くて仕事の休憩時間や旅行先に持っていける
◎場所を選ばす使用できる
*デメリット*
◎経済的に心配
◎使い心地に差がある
△繰り返し使用できるアイマスク
*メリット*
◎経済的に安心
◎ゴミの軽減
◎自分に合ったものが見つかる
*デメリット*
◎衛生面に気を付けたい
◎持ち運びには向かない
アイマスクの種類によって特徴やメリット・デメリットがあることを覚えておきましょう。
・大事な選び方
使い捨てと繰り返し使用できるアイマスクのメリット・デメリットをご紹介しましたが、踏まえたうえで大事な選び方があります。
睡眠時のアイマスクは光を遮るために使用します。遮光性が高いものを選ぶことが大切になってくるのです。
また、耳にかけるタイプとヘアバンドタイプがあります。
耳にかけるタイプは寝返りを打ったときに取れてしまうこともありますが、ヘアバンドタイプでは締め付けすぎる場合もあります。
締め付けすぎると目に負担をかけてしまうので気を付けたいところです。
寝返りが打ちやすいものかも大切な選択要素。
価格やデザインもさまざまですので、自分が気に入ったものでコスト的に無理のないものを選びましょう。
・番外編:温冷両用アイマスク
ホットアイマスクやクールアイマスクと温度が違うアイマスクがあります。
ホットは疲労の軽減・ドライアイの改善など、クールは熱中症対策や暑くて眠れないとき、発熱時などに使用すると効果的です。
どちらの機能も欲しい場合、両方買うのは経済的に厳しいと感じる方もいるでしょう。
そこでオススメなのが、温冷両用アイマスク。
専用ジェルが入っており、ホットで使用したいときは電子レンジで温め、クールで使用したいときは冷蔵庫で冷やします。
両方使いたい方にとってはこちらを選んでいただいた方が、経済的に負担が軽く済むのではないでしょうか。
季節によって使い方を分けるのもいいですね。
あまりいい眠りができていないようであれば、アイマスクを使用してみましょう。
眠りはとても大切なものです。
体の生活リズムを整えることが大切ですが、光の影響で崩れている可能性もあるので、まずは試しに使用してみてもいいのではないでしょうか。