日々の中で、睡眠は疲労回復などの大事な働きがあります。
自分の寝るときを思い浮かべながらチェックしていきましょう。
・まずはチェック!
自分の状況を具体的に想像してみましょう。
当てはまるチェック項目を数えておいてください。
□寝つくまでに1時間以上かかる
□朝、起きてもモヤモヤする
□夜にたくさん寝ても昼間も睡魔に襲われる
□一晩に何度も起きて、その後もすぐに寝られない
□なかなか寝られなくてイライラしたり気分が落ち込む
□就寝時間が毎日バラバラ
□市販の睡眠薬をよく使う
□寝る際に物音や体勢などが気になって仕方ない
□悪夢ばかり見て睡眠に集中できない
チェックの数で、どのくらい睡眠障害の状態に近いのかわかります。
3つ以下だったらAタイプ。
6つ以下だったらBタイプ。
9つ全てチェックがついたらCタイプ。
それぞれのタイプに分かれています。
自分のチェックした数に合うタイプを見てみましょう。
・3つ以下:Aタイプ
Aタイプだったあなたは、睡眠障害には遠い存在です。
充分な睡眠がとれているので、今のところ大丈夫でしょう。
特に、チェックする箇所が無かった場合は健康そのもので心配無用です。
もっと質のいい眠りにしたい場合は、さまざまな方法を試してみましょう。
運動やリラックス効果など。
しかし、1つでもチェックがついた人は改善が必要です。
気にしすぎるのもよくありませんが、チェックがついた項目は悪化する可能性があります。
できるだけ早めに改善しましょう。
睡眠は、身体や心に大きな影響を与えます。
仕事や家庭の関係で寝る時間がないということもあるかもしれませんが、休みの日くらいはゆっくり寝て休息をとりましょう。
仕事場で休憩できる時間がある場合は、昼寝をしてみるといいですよ。
・6つ以下:Bタイプ
Bタイプだったあなたは、睡眠障害に近くてやや危険です。
半分以上にチェックがついているということですから、危険信号が出ている状態ですね。
しかし、仕事で多忙な人にはありがち。
朝、起きてもモヤモヤするし、就寝時間がバラバラなどは日頃に多いはずです。
また、ストレスを和らげるためにタバコを吸ったり、仕事中に寝ないためにコーヒーを飲みますよね。
そのような行動は、質のいい睡眠の妨げになります。
仕事で、パソコンやスマホをよく使う場面もあるでしょう。
寝る直前には、いじらないのがベストです。
せめて、使う際はブルーライトカットメガネをかけるといいでしょう。
日頃からできる工夫を心掛けてください。
睡眠障害の足音が近づいてきていますよ。
そのような現状は打破しておきましょう。
・9つ全て:Cタイプ
Cタイプだったあなたは、睡眠障害に最も近い存在です。
日々、睡眠の質が悪くてどんどんストレスが溜まっているのではないでしょうか?
仕事でミスが多くなったり、昼間に眠すぎてうとうとしてしまう。
寝られなくイライラするし、ふらふらするようになってきます。
今すぐ生活習慣を見直しましょう。
徐々にできるところから正していきます。
朝の起きる時間を一定にする。
就寝するときは、思考を止めて何も考えないようにする。
体内時計をゆっくり修正していくのです。
寝室の環境も変えたり、友達や家族に協力してもらいましょう。
重度になると自分だけの問題ではありません。
大変なときこそ人に頼りましょう。
知り合いに頼むのは気が引けるなら病院やメンタルクリニックを利用してみましょう。
・少しでも不安だったらすぐに病院へ行くべき
このチェックは、1つの目安です。
少しでも不安があったらすぐ病院へ行きましょう。
これくらい大丈夫と思っていても、見えないところで睡眠障害へと進行しているかもしれません。
睡眠障害は、立派な病気です。
仕事休めないからと無理していると状況は悪化していきます。
そして、限界まで働き続け途中で倒れた場合、休養は免れません。
そうなってからでは遅いですし、もったいないですよね。
他にも、睡眠障害になると心にも影響してきます。
イライラや気分の落ち込み。
睡眠障害だと思っていたら、うつ病も併発していたということも考えられます。
心配事はすぐ解決しておきましょう。
病院は、心療内科がおすすめです。
自分がどんなことで困っているのか、しっかり伝えましょう。
あなたはどのタイプでしたか?
状況が悪くなったときの対処法も頭の隅に置いておくといいでしょう。
悪化する前に気づけたのなら改善していってくださいね。